ぴいの手しごと・家しごと

ぴいのお家での徒然なる日々を綴ります。

中学入学祝い ” 13歳のハローワーク 村上龍著 ”

今週のお題「プレゼントしたい本」

 

 息子の入学祝いに ” 13歳のハローワーク 村上龍著 ” を贈った。

 この本が出版された時に、絶対息子が13歳になる時に贈ると決めていた。

 何もしなくても時間は過ぎる。早ければ義務教育が終わって進学せず、15歳で就職する子もいる。

 義務教育が終わるまでに

” なぜ勉強する必要があるか?、将来どんな仕事に就きたいのか?、そのためには何を学べばいいかを考えつつ、学業に取り組んでほしい ”

という親の願いをこの1冊に込めた。

 そんな親の願いをよそに、子供の部屋の本棚に立てられたままの本は新品のように折り目ひとつ付いていないように見える。

 

 日本の大学教育は、職業に直結していない。経済・法・商・文学・教養などの主に文系の学部に進学すると就職に困る。

 私には有名国立大学や有名私立大学を卒業した女友達が数名いる。

 彼女たちは大学を卒業して、大手の会社に就職したものの寿退社して、今は専業主婦。華々しい学歴とは裏腹に再就職しようにも、子育てと両立しての正社員の口はなかなか見つからないらしく、彼女たちは口を揃えて

「○○大学卒でも、今はしがない専業主婦(あるいは派遣社員)」

 そして、口々に言う

「 ” 手に職系 ” はいいよねー。どこ行っても就職先があるし・・・」

 

 私が大学時代週6日授業があって高校時代以上に忙しかった。

 その頃彼女はたちは週休3日とか、大学4年の時なんて単位取ったからほとんど大学に入っていなかったり、卒業旅行と称して海外旅行にいったりと花の女子大生を謳歌していたのだ。

 私など4年の時なんて卒論書くのに朝から晩まで実験していてそんな花の女子大生生活なんて夢のまた夢だった。夜の10時に帰ろうとすると教授が

「こんなに早く帰って大丈夫か?」

と心配してくるそんな生活だった。

 大学時代にそれなりに努力をしたから今の職についているわけで、その苦労を知らず今更羨ましがられてもねぇ...

 そんな私も最初からその学部を選んだわけではない。卒業後の進路を考え1番得意な分野ではない学部を選んだ。1番得意な分野ではその先の将来が学校の先生か塾の講師ぐらいしか思いつかなかった。

 

 息子に同じ道を進むように望んでいるのではない。

 ただ、あとから人を羨むのではなく、将来をちゃんと見据えて自分の進路を考えてほしいと思う。自分でよく考えて選んだのなら中卒でも高卒でもいいと思う。ただしちゃんと自分で生計を立て、自立する覚悟があれば...。

 

 人生は長い。半分の人は平均寿命まで生きる。

 2015年における日本人の平均寿命は、男性80.79歳、女性87.05歳である。

 

 その長い人生を生き抜くスキルを社会に出るまでに身につけてほしい。

 長い人生、社会に出てから学校に戻って勉強してもいい。

 そんな親の勝手な思いをこの本に込めて13歳の息子に贈った。

 

 f:id:P1sHaus:20160928233245j:image

 

 息子にしてみれば、” こんな本よりお金が欲しい。” と思った思うが....。